- 2009-11-21 (土) 0:56
- ニュース
かつてはアイドルホースとして人気を博した「ハルウララ」が、来春、繁殖牝馬になるそうです。以下は、北海道新聞からの引用。
ハルウララ(牝、13歳)が、日高管内新ひだか町の牧場で、繁殖馬になるための準備を進めている。来春にも種付けされる予定で、関係者は「1勝もできなかったウララの夢をかなえて」と、生まれてくる子に望みを託している。
負け組の星ハルウララ 新ひだかで来春にも種付け-北海道新聞[道内] (キャッシュ)
ハルウララの子供を応援したいというニーズがあれば、それについてとやかく言うつもりはないんですが、気になったのがこの記事の中の
~前略~ 2006年に正式に引退。その後、千葉県内の保養施設で余生を過ごしていたが馬主で競馬エッセイストの安西美穂子さんの「ウララに子供を産ませてあげたい」という意向で今夏、新ひだか町静内地区の牧場にやって来た。 ~中略~ 安西さんは「ウララで競馬人気が盛り上がったように、ウララの子供をスターホースに育て、競馬ファンのすそ野を広げたい」と話している。
この部分だけを読むと、安西氏の思いつきレベルで引っ張り出されてきたという疑念が湧いてきます。(というか安西氏が関わってるハルウララ系のプロジェクトは大抵思いつきレベルで始まり、周りを振り回すだけ振り回した揚句、尻すぼみで終わるパターンが大多数なのですが)
13歳の牝馬というと、トゥザヴィクトリーやスティンガーなどが同期になりますね。高齢馬ってほどではないにしろ、十分中年にあたる年齢です。その中年牝馬が初産なわけです。人間の場合、初産+高齢出産はリスクが高いのは周知の事実。人間と馬を同列で比較するのは乱暴だとしても、やはりリスクが高いのではないかと危惧しています。寡聞にして、13歳で初産を迎える繁殖牝馬って聞いたことが無いのですが、専門家の意見はどうなんでしょうか。
血統背景で言えば、ハルウララはミヤビランベリのいとこにあたります。そういった意味では、その仔が走る可能性は決してゼロではありませんが、果たしてそのニーズがあるのか。そもそも、競馬界が安西氏に対して良いイメージを持っているとは到底思えず、ハルウララの仔に走らせる機会すら与えない可能性は十分あります。
過去の行状から、おそらくこのプロジェクトも立ち消えになってしまうのではないでしょうか。ハルウララを食い物にするのは止めて、静かに余生を送らせてあげることはできないのでしょうか。
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