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日本ダービー2021:実積分析

2021年05月30日

過去15年分の1~3着馬の主な戦績を挙げてみました。

着順 人気 馬名 皐月賞の
着順(人気)
主な戦績
2006 1 1 メイショウサムソン 1着(6人) スプリングS(GII)1着
2 4 アドマイヤメイン 青葉賞(GII)1着、毎日杯(GIII)1着
3 7 ドリームパスポート 2着(10人) きさらぎ賞(GIII)1着
2007 1 3 ウオッカ 阪神JF(GI)1着、桜花賞(GI)2着
2 14 アサクサキングス 6着(7人) きさらぎ賞(GIII)1着
3 4 アドマイヤオーラ 4着(1人 弥生賞(GII)1着、シンザン記念(GIII)1着
2008 1 1 ディープスカイ NHKマイルカップ(GI)1着、毎日杯(GIII)1着
2 12 スマイルジャック 9着(4人 スプリングS(GII)1着、きさらぎ賞(GIII)2着
3 6 ブラックシェル 6着(2人 NHKマイルカップ(GI)2着、弥生賞(GII)2着
2009 1 2 ロジユニヴァース 14着(1人 弥生賞(GII)1着、ラジオNIKKEI2歳S(GIII)1着
2 5 リーチザクラウン 13着(2人 きさらぎ賞(GIII)1着、ラジオNIKKEI2歳S(GIII)2着
3 8 アントニオバローズ 9着(12人) シンザン記念(GIII)1着、プリンシパルS(OP)2着
2010 1 7 エイシンフラッシュ 3着(11人) 京成杯(GIII)1着
2 5 ローズキングダム 4着(2人 朝日杯FS(GI)1着、スプリングS(GII)3着
3 1 ヴィクトワールピサ 1着(1人 弥生賞(GII)1着
2011 1 1 オルフェーヴル 1着4人 スプリングS(GII)1着
2 10 ウインバリアシオン 青葉賞(GII)1着
3 8 ベルシャザール 11着(3人 スプリングS(GII)2着
2012 1 3 ディープブリランテ 3着(3人 スプリングS(GII)2着
2 5 フェノーメノ 青葉賞(GII)2着
3 7 トーセンホマレボシ 京都新聞杯(GII)1着
2013 1 1 キズナ 京都新聞杯(GII)1着、毎日杯(GIII)1着
2 3 エピファネイア 2着2人 ラジオNIKKEI2歳S(GIII)2着
3 8 アポロソニック 青葉賞(GII)2着
2014 1 3 ワンアンドオンリー 4着(4人 弥生賞(GII)2着、ラジオNIKKEI2歳S(GIII)1着
2 1 イスラボニータ 1着2人 共同通信杯(GIII)1着
3 12 マイネルフロスト 毎日杯(GIII)1着
2015 1 1 ドゥラメンテ 1着3人 共同通信杯(GIII)2着
2 5 サトノラーゼン 京都新聞杯(GII)1着
3 3 サトノクラウン 6着(1人 弥生賞(GII)1着
2016 1 3 マカヒキ 2着3人 弥生賞(GII)1着
2 2 サトノダイヤモンド 3着1人 きさらぎ賞(GIII)1着
3 1 ディーマジェスティ 1着(8人) 共同通信杯(GIII)1着
2017 1 2 レイデオロ 5着(5人 ホープフルS(GII)1着
2 3 スワーヴリチャード 6着(2人 共同通信杯(GIII)1着
3 1 アドミラブル 青葉賞(GII)1着
2018 1 5 ワグネリアン 7着(1人 弥生賞(GII)2着
2 4 エポカドーロ 1着(7人) スプリングS(GII)
3 16 コズミックフォース プリンシパルS(OP)1着、京成杯(GIII)2着
2019 1 12 ロジャーバローズ 京都新聞杯(GII)2着
2 3 ダノンキングリー 3着3人 共同通信杯(GIII)1着
3 2 ヴェロックス 2着4人 若葉S(OP)1着
2020 1 1 コントレイル 1着1人 ホープフルS(GI)1着
2 2 サリオス 2着3人 朝日杯FS(GI)1着
3 10 ヴェルトライゼンデ 8着(4人 ホープフルS(GI)2着、スプリングS(GII)2着
前走・皐月賞組

日本ダービー1~3着馬の前走で一番多いのは、やはり皐月賞。45頭中、32頭(71.1%)が前走皐月賞組でした。実際の皐月賞の成績を見てみると、人気薄から皐月賞を制した勢いでダービーを好走した馬、人気通りに皐月賞を勝ちそのままダービーでも好走した馬、皐月賞では人気を裏切ったものダービーでは巻き返した馬、の3パターン。

前走皐月賞組がダービーで好走する条件は、

・皐月賞で1~3着、
・皐月賞で1~5人気

のどちらかを満たす馬、となります。

当てはまらないのが、2007年のアサクサキングスと2009年のアントニオバローズの2頭は京都重賞勝ち(きさらぎ賞、シンザン記念)という共通項がありましたが、今年は京都開催はありませんので、京都重賞勝ちは考慮しません。

それを踏まえて2021年の日本ダービーの出走馬を見てみると、条件に合致する馬は、エフフォーリア(2番人気1着)、タイトルホルダー(8番人気2着)、ステラヴェローチェ(6番人気3着)、アドマイヤハダル(3番人気4着)、
ヴィクティファルス(4番人気9着)、ラーゴム(5番人気13着)の6頭。

前走・別路線組

皐月賞に出走せずに、日本ダービーに出走した馬は13頭。これらの馬の実績は、皐月賞以外のGI勝ち、青葉賞1・2着、京都新聞杯1・2着。プリンシパルS1・2着。

今年の京都新聞杯は中京で行われたので、こちらを軽視すると、今年の該当馬は、ワンダフルタウン(青葉賞1着)、バジオウ(プリンシパルS1着)の2頭。

ステップレースからは、①エフフォーリア、②ヴィクティファルス、⑥バジオウ、⑨ラーゴム、⑪ステラヴェローチェ、⑫ワンダフルタウン、⑭タイトルホルダー、⑮アドマイヤハダル、の8頭がピックアップされました。