アーカートに関するつぶやき

ユートピアのことば、ことばのユートピアーユートピアとしての17世紀〈普遍学〉330): アーカートが記している次の有名な文章が彼らに於けるユートピアの個人化のまたとない証しとなっているのではあるまいか。
　　…この言葉の世界には250ばかりの
　　根幹があって、その他すべてはそこ
　　より..

ユートピアのことば、ことばのユートピアーユートピアとしての17世紀〈普遍学〉328): というのも、ウィルキンズ同時代のもう一人の〈哲学的〉言語家サー・トマス・アーカートの悲惨な人生のことを必ず思い出してしまうからだ。アーカートもダルガーノやウィルキンズと同じような言語システムを..

ユートピアのことばことばのユートピアーユートピアとしての17世紀〈普遍学〉281): そういう人間が言語に目を向けた時、何が起るかは大体想像がつく。現実的無能者がその分恐るべくマニアカルな情熱を込めて言語を解体し、言語を再構成していく図である。アーカートがそうだったし、キャロルがそうだ。

ユートピアのことばことばのユートピアーユートピアとしての17世紀〈普遍学〉265): シニフィアンの間のそれとしてとらえ返され、その〈乖離〉を埋めるべく構想された超-人工的言語機械の裡に、あり得べき究極的シニフィエはついに消滅する。アーカート、ウィルキンズ、ダルガーノそしてライプニッツ..