最優秀3歳牡馬は、3歳牡馬の中で最も活躍した競走馬に贈られます。
条件は下記のふたつ。

条件1（GI実績）：その年のGI（3歳GI、古馬GI問わず）の勝ち馬。
条件2（重賞実績）：条件1を満たした上で、その年のGIを連対、あるいはGIIを1勝以上（GIIIなら2勝以上）している。距離・条件は問わない。海外重賞でも可。

※条件1・2を満たす馬が複数いた場合は、その年の獲得賞金上位の馬を最優秀3歳牡馬とし、逆に条件1・2を満たす馬がいなかった場合は、該当馬なしとする。

それを踏まえた上で2017年の最優秀3歳牡馬を決めていきましょう。

条件1（GI勝ち）

皐月賞：アルアイン
日本ダービー：レイデオロ
菊花賞：キセキ
マイルチャンピオンシップ：ペルシアンナイト

2017年のGIを勝った馬は3歳牡馬はこの4頭。

条件2（重賞実績）

アルアイン：毎日杯（GIII）
レイデオロ：ジャパンカップ2着、神戸新聞杯（GII）
キセキ：菊花賞以外の重賞勝ちは無し
ペルシアンナイト：皐月賞2着、アーリントンカップ（GIII）

4頭の内、レイデオロ、ペルシアンナイトが受賞資格を有していますので、両馬の2017年の獲得賞金を比較してみます。

レイデオロ：4億1404万円
ペルシアンナイト：2億673万円

獲得賞金上位の「レイデオロ」を最優秀3歳牡馬とします。