目黒記念の、上位人気馬5頭を軽くチェックしていきます。
前走の大阪-ハンブルクカップでは、単勝オッズ1.8倍と期待されていました。母は桜花賞馬マルセリーナ。ヒートオンビートは、重賞挑戦も初めてなら、東京コースも初めて、加えて鞍上川田騎手もテン乗り、と初物尽くし。母マルセリーナは東京未勝利でしたがそのリベンジは果たせるでしょうか?
前走ダイヤモンドSを勝ったグロンディオーズも人気の一角。東京コースは過去5戦して4勝とコース相性はバッチリ。手綱も名手ルメール騎手に戻り、軸には最適ではないでしょうか。
現在2連勝中のアドマイヤポラリス。勢いに乗っていますが、前出ヒートオンビート同様、重賞初挑戦、初東京コース、テン乗りとこちらも初物尽くし。2連勝中の勢いで突破できるでしょうか。
前走の大阪-ハンブルクカップでは、圧倒的一番人気ヒートオンビートを破って勝利し、今年の日経新春杯でも13番人気ながら2着好走と、侮れない一頭。
ただし東京コースは4戦0勝と得意ではなく、また外枠ではあまり好走歴がないので、この二重苦の呪縛から逃れられるでしょうか。
1年以上、勝ち星が無いサンアップルトン。東京コースは過去4走し、10番人気3着、5番人気2着、9番人気3着、2番人気4着と勝ち星こそないものの、好走しています。今回も人気が無さそうなら狙ってみたい一頭です。
2021年の目黒記念は、どの馬も一長一短あって、確固たる軸がいないレースとなりました。逆にどの馬もチャンスがあるとも言えますので、血統やコース相性やペース適性などをうまく味方につけた馬が好走しそうです。